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【さんさんクリニック】戸川 彰久先生

戸川 彰久
開業 2018年
所在地 和歌山市直川569-1
診療科目 耳鼻咽喉科 小児科
ホームページ https://sunsunclinic.net/
電話番号 073-464-3387

昨年10月の開業から、半年以上が経過しましたが、立ち上がりについてはどう評価されていますか。

他のクリニックを知らないので比較はできませんが、順調に立ち上がったのではないかと感じています。

日本医業総研の山下さんは低めの数値で手堅い事業計画を立てられましたが、その数字は十分にクリアできています。

先生のご専門とする耳鼻咽喉科と、奥様がご専門の小児科という、小さなお子さんを持つ親御さんには心強い標榜科ですが、開業もお二人で決められたのですか。

50歳を開業医で迎えようと考えていました。

40代も終盤に差し掛かり、妻に一緒に開業しないかと相談しました。診療科は、たまたま夫婦がそれぞれの領域で専門医だったわけですが、子どもがよくかかる疾患について、ワンストップで専門的な医療にかかれることのメリットは大きいのではないかと思います。

外来における病院との違い、クリニックならではのサービス提供をどうお考えですか。

幅広い年齢層の重症患者さんを受け入れる大学病院などの場合、耳鼻咽喉科でも精微な検査やがんのフォローに優先的に医療資源が投下されますから、私自身も外来を担当してきたのは週1回が基本でした。

ところが、子どもの場合2~3日間でも症状が大きく変化しますから、週1回の通院治療では不十分なものを感じてきました。クリニックであれば毎日でも通院できます。経過に合わせて適切な治療が提供できていますし、いまはそれほど混みあっていないので十分な対話もできています。病院勤務時代の悩みは、相当解消できていると思います。

初診はまず小児科で全身を評価し、必要に応じて耳鼻科へという流れでしょうか。

開業当初は、初診患者さんは先に小児科を受診するようにホームページでご案内してきましたが、必ずしもルール化しているわけではありません。

一般的に、小児科に比べ耳鼻科の方が診察の回転が速くなります。そこは患者さんも承知していますから、上気道感染症などで治療を急ぐ方は直接耳鼻科に、じっくり話をしながら全身を診て欲しい方は小児科にと、ご自身の判断で選んでいるようです。もちろん、両方の診療科にかかる患者さんもいらっしゃいますが、受付を診療科で分けず、隣り合わせの診察室に移動するだけですから、利便性は高いのではないかと思います。

診察の回転率という意味でも、耳鼻咽喉科の方が患者数多いということでしょうか。

耳鼻科1.5~2に対して小児科1といったところでしょうか。今年は花粉症患者さんが殺到したことも大きく影響しました。

手術への対応はどうされていますか。

鼓膜切開や鼓膜換気チューブ留置などは対応できますが、手術室を使う治療まで行おうとまでは考えていません。

症状を重症化させないことと、適正な検査と診断で、必要に応じて連携病院を紹介することが当クリニックの役割だと考えます。

開業告知も含め、宣伝活動はどうされていますか。

開業告知は織り込みとエリアを絞ってのポスティングだけで、特別な広告は実施していません。

内覧会当日は台風の接近から午前中のみとしましたが、それでも約200人の方に来場いただきました。開業後も交通広告や野立て看板などは設置していませんし電話帳にも載せていませんから、事実上広告はホームページだけということになります。来院動機までは調べていませんが、ホームページを通じての予約が多く見られます。

幹線道路に面していて目につきやすいというのもあると思いますが、広告費は最低限で抑えられています。

日本医業総研の開業支援は満足いただけるものでしたか。

医業総研は、隣で調剤薬局を開設した親戚の紹介です。

医院経営はもちろん、立地選定や開業準備などどこからどう着手すればいいのかもわからず、一から丁寧にサポートいただきました。結果として経営は順調に伸びていますし、山下さんとは開業後も変わらずお付き合いいただいています。

開業を検討中の先生もご紹介させていただきました(笑)。

開業後、ご夫婦の私生活の変化はありましたか。

子どもがまだ小さいので、事業と家事を両立させなければなりません。妻が診ている小児科の診療時間は耳鼻科より1時間早い17:30までとしていますが、病院勤務ではとてもこのようにはいきません。

オンとオフをコントロールできる環境で、自分のペースで仕事ができていますし、私としては当直勤務がなくなっただけでも随分楽になりました。

クリニックの成長した将来像をお聞かせください。

機能や規模などで、あまり背伸びするつもりはありません。来院患者さんに満足して帰っていただくのが基本姿勢です。

患者さんは増えていますし、まだ診察のキャパシティはありますが、数をこなすことで手一杯では病院外来の延長になってしまいます。主訴だけでない悩みにも丁寧に耳を傾けるのがかかりつけ医です。

それができるペースを維持したいと思っています。成長の一方で、「変わらないこと」も地域の安心になるのではないでしょうか。

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